1.一輪車活動の普及及び指導(公益目的事業)
1)一輪車寄贈事業
当会は、宝くじの社会貢献広報事業による助成を受け、全国の小学校やスポーツ施設(200ヵ所)へ、
年間2,000台の一輪車「宝くじ号」を寄贈しています。
<一輪車の教育的効果>
一輪車は、自分で決めた目標をクリアすることに夢中になったり、身近な仲間がスイスイと乗れている姿に「あこがれ」、「まねる」意欲を見せたりと、子どもの発達に必要な要素が大きく、段階的に技術を習得する事を学ぶ格好の教材であると言えます。
また、児童期に一輪車に取組むことで、平衡感覚・反射神経・敏捷性などが養われます。乗車時は姿勢を保とうとするため、体幹部が自然と鍛えられ、他のスポーツを取り組む際の好影響もあります。まさに遊びながら心身を強化し多様な動きを身に付けることができる代表的な運動です。
1. 寄贈先の選定方法
寄贈先の選定は、全都道府県・政令指定都市教育委員会、スポーツ施設協会の推薦により、全都道府県・政令指定都市の学校などに寄贈しています。
2. 寄贈一輪車「宝くじ号」
寄贈する一輪車「宝くじ号」は、1件当たり16インチ(4台)、20インチ(6台)の計10台で、小学校1~6年生の全学年の児童に対応しています。
3. 「宝くじ号」の活用実態
寄贈された一輪車は、休み時間などに業間の遊びとして多くの子ども達に使用され、遊びながら体力をつけられるツールとして活用されています。
また、学校をあげて授業や運動会などで活用されるケースも多く、子ども同士で教え合うことや目標に向かい努力することが、子どもの成長に繋がっています。先生方も積極的に一輪車の指導方法を学び、一輪車置場を手作りするなど、「宝くじ号」を通して子ども達とコミュニケーションを取りながら年間行事を行っている事例も見られます。
平成26年 | 200ヵ所 | 2000台 |
平成27年 | 200ヵ所 | 2000台 |
平成28年 | 200ヵ所 | 2000台 |
平成29年 | 200ヵ所 | 2000台 |
平成30年 | 200ヵ所 | 2000台 |
平成31年 | 200ヵ所 | 2000台 |
令和2年 | 200ヵ所 | 2000台 |
令和3年 | 200ヵ所 | 2000台 |
令和4年 | 200ヵ所 | 2000台 |
令和5年 | 200ヵ所 | 2000台 |
2.一輪車活動の競技会の開催(公益目的事業)
1)全日本一輪車競技大会【(公財)スポーツ安全協会スポーツ普及奨励助成事業】
全国の一輪車愛好者が一堂に会し、競技を競い、交流を深め、一輪車の普及振興を目的に開催しています。- 演技部門(高崎アリーナ(群馬県)) ペア演技・グループ演技
- レース部門(愛鷹広域公園多目的競技場(静岡県)) 100m、400m、リレー等各種
2)その他主催全国大会
- 全国小学生一輪車大会(福島県須賀川市)
- 全日本一輪車マラソン大会(静岡県大井川マラソンコース)
- 全日本一輪車競技大会ソロ演技の部(静岡県北部体育館)
- ALL JAPAN Uni-danching Competition(青森県弘前市)
※全日本一輪車マラソン大会 |
30年度「スポーツ振興くじ」助成金により下記事業を実施した 施 日 :平成30年11月4日 会場:焼津市大井川陸上競技場・マラソンコース
2 2018全日本一輪車競技大会 総事業費 3,788,395円 スポーツ振興くじ助成金:1,474,375円
実 施 日 :平成30年7月26日~8月24日 開催都府県:鹿児島・熊本・高知・広島・大阪・宮城・千葉・東京 |
3.一輪車競技に関する競技規則の制定
4.一輪車活動の指導者の育成(公益目的事業)
1)さわやか一輪車指導者研修会【スポーツ振興くじ助成事業】
文部科学省・都道府県教育委員会の後援・指導のもと、「TOTOスポーツ振興くじ」助成事業として、学校教員・地域指導員を対象に実施しているものです。尚、この研修会は平成22年より教員免許更新講習として認定されています。
平成24年 11都府県開催
平成25年 12都府県開催
平成26年 12都県開催
平成27年 12都府県開催
平成28年 10都府県開催
平成29年 10都府県開催
2)一輪車指導者講習会
5.一輪車活動の技術認定
6.一輪車活動に関する機関誌及び図書等の制作刊行(公益目的事業)
1)日本一輪車協会会報「JUA NEWS」(年4回)の発行
7.一輪車活動に関する調査・研究
資料「学童期の運動習慣が青壮年期の運動習慣・運動器に及ぼす影響」