THE INTERVIEW!

JUMPS注目の選手へのインタビュー!!- vol.3 -

さて今回は、年明け恒例の一大イベント「さわやか第13回全日本一輪車駅伝大会」で、見事一般の部で優勝された和歌山県支部の監督さん及び走りぬいた6人のメンバーにお話を伺い、チームの強さ、駅伝の楽しさをお伝えしたいと思います。和歌山県支部の監督及び選手の皆さん、よろしくお願いいたします。

クラブについて
和歌山県支部のクラブの人数は何人ですか?
監督
約50名
和歌山も選手層がかなり薄くなっていて、駅伝に出る選手に続くようなメンバーがいません。以前に比べ、特に中学生以下の選手層・レベルは深刻です。近い将来、駅伝に参加できないことになるかもしれません。年齢構成は年中〜70歳(松尾臣博支部長)までです。
普段の練習日程を教えてください。
監督
いくつかのグループごとに土・日曜日を中心に練習しています。
ここで、今回走りぬいた駅伝のチームのメンバーを紹介してください
区間 名前 一輪車暦 特徴、入賞暦など (監督:一言コメント)
1 古川 太一 7年半 短距離が好きだが、長いのも速くなっている。スタートのよい明るい選手
2006年国際大会総合6位と片足準優勝
2 坂本 恵介 12年 安定した走りとスピードでチームを引っ張る。短距離も速い万能型
2004国際大会400m、2006全日本100m、400mエキスパート優勝
3 山ア 惇史 6年 駅伝初参加。部活(バスケット)で疲れてもガンバル 来年以降も頼むで!
第13回スイス国際大会 タイヤ乗り、クラス1位
4 片淵 夢里 9年 痛みで練習不足も、本番では間違いのない走り。ミサンガなど優しい選手
2004年国際大会 800m-クラス2位、10kmマラソン-クラス2位

5

川瀬 鈴雄 10年 元々速い選手だが、最近は一段と速くなる。特に長距離 ポスト坂本恵介
2006年国際大会、片足総合2位・10キロ総合3位
6 片淵 璃子 9年 2年間一輪車に乗っていないが駅伝がきっかけで復活。猛練習で速くなる
2003年 全日本一輪車マラソン静岡大会 ハーフマラソン3位
控え 山ア 彩加 控え選手としてチームに貢献。ミニマラソン参加
チームはどんな雰囲気ですか?
監督
今回、茂野洋揮と坂本晋太郎が出場しないことでチームとしてかなりの危機感があり、そのことが選手にいつも以上のやる気を与えました。もちろんチームの雰囲気は良かったのですが“誰々には負けたくない、追いつきたい”とか“チームで6番目は嫌だ”というライバル心が常にあり、よい緊張感がチーム内にあったと思います。
駅伝のどんなところに魅力を感じますか?他の競技との違いは?
古川
他の競技とは違い、6人が心を合わせる競技だから魅力があると思います。
坂本
長期にわたり一つのチーム(ユニット)として練習することにより、一回一回自分の気持ちが奮い立つ   ような練習ができるところです。また、個人ではなくチームの一員として「責任」を背負って走るところが、他の競技との違いで、魅力でもあります。
山崎
みんなで1つのタスキを繋ぐところ、他の競技とは違い一人では無いと言うところ
片淵(夢)
6人でたすきを繋いで、皆と一緒にひとつの目標に向かって走るところが好きです。
川瀬
1人じゃないからこそ安心でき不安な面もある
片淵(璃)
チーム皆でひとつの目標に向かって必死に練習すること
なぜ駅伝と言う競技に参加していますか?
古川
自分に挑戦する為にです。
坂本
自分は小学校3年生の時から参加させてもらっていますが、駅伝には勝ったときの喜び、負けたときの悔しさに独特のものがあり、その気持ちをメンバー全員で分ちあえるところに良さを感じたからです。
山崎
今まで個人競技ばかりだったので、今年初めて団体競技に出場してみようと思ったからです。
片淵(夢)
走りきった時の喜びが大きいからです。
川瀬
個人競技とは違う勝った喜びを体験できるから
片淵(璃)
勝った喜びを皆で分かち合えるから
この競技のどんなときにやりがいを感じますか?
古川
自分の区間を走り終えた時です。
坂本
みんなで何ヶ月も練習してきたことで、目標である「優勝」を形にすることができた時に、すごくやりがいを感じます。
山崎
タスキを受取った時と渡したとき
片淵(夢)
チームのたすきを肩にかけて走っている時。
川瀬
一つの目標を6人で達成できた時
片淵(璃)
個人競技では味わえない楽しさ・喜びを味わった時
自分の中でこの競技を通じて、何か学んだことはありますか?
古川
優勝する為には、みんなの心が通じ合わなければならない事
坂本
この競技は6人全員がいて初めて一つのチームになり、そして結果が出るものだと思います。だから自分は「個人」としてではなく、チームの「一員」として走らなければいけないという気持ちになりました。一人ひとりがそれぞれ重要な役割があり、自分だけが速くなるのでは意味を成さないことを学びました。
山崎
みんなで助け合うこと
片淵(夢)
本当にチームワークって大事だなと思います。
川瀬
仲間の大きさ
片淵(璃)
一輪車の楽しさ、友情
この競技で一番大切だと思うことを一言で表すと?
古川
以心伝心
坂本
切磋琢磨、信頼
山崎
みんな1つになること
片淵(夢)
チームがひとつになること。
川瀬
団結力
片淵(璃)
チームとしての団結力
練習について
身体が疲れている、雨が降っている、風が強い、など練習のときは色々なことがあると思います。そのような練習のときにどのようにしてモチベーションを保つようにしていますか?
古川
次の練習の時にもっと力を出す様に考えます。
坂本
山崎
とにかく楽しいことを考えてテンションを上げる
片淵(夢)
走る前に音楽を聞いて気持ちを切り替えます。
川瀬
無理せず、まず体調を第一に考えている
片淵(璃)
タイムを気にせず、自分より速い選手についていけるようにする
当日の競技について
和歌山から東京まで来るのは非常に遠いと思います。大会会場までの移動時間はどれくらいですか?
また、会場に付くまでの移動の間はどのように過ごしていますか?
古川
移動は車で8時間ぐらいでその間は寝ています。
坂本
車の夜出発で10〜12時間、各家庭によって違います。我が家では一般道を走ることが多いので、時間的には長いほうで。車中では寝たり、音楽を聴いたりと疲れないようにしています。
山崎
車で約9時間ぐらいです。前日東京入り浅草にお参りした後コースの下見に行き宿舎に行く、翌日大会に挑む
片淵(夢)
移動時間は、車で8時間ぐらいです。ほとんど寝ています。前日は、浅草で優勝祈願をして、午後からコースの下見をしています。
川瀬
移動時間は、9時間ぐらいです。試合前日は毎年、浅草で優勝祈願をしています。
片淵(璃)
移動時間は、8時間ぐらいで、寝ているか、音楽を聴いています
レース前は、どんなことを考えて競技に臨もうと思っていますか?
古川
自分に自信を持つ様にしています。
坂本
走っているときのイメージと「勝つ」ことだけを考えて、余計なことは一切考えない。常に集中できる精神状態にしています。(音楽を聴いてリラックスするなど)
山崎
自分のベストタイムが出るように
片淵(夢)
皆と一緒に練習してきた日々を思い出し、悔いの無い走りをしようと思っています。
川瀬
一秒でも早く次の選手にタスキを繋ぐ
片淵(璃)
悔いのない走りをする
レース前日、及び当日の食事はどんな物をとりますか?また、気を使う点はありますか?
古川
前日は、普通に食事を食べます。当日の朝はパンと飲み物とバナナを食べています。
坂本
前日は「必ず優勝する!(勝つ)」とかけて、カツ弁当を食べています。消化は悪いですけど・・・笑 当日はほとんど食べないが、最近はバナナを食べるようにしています。気を使う点は、消化が良いかどうかという点です。
山崎
前日は好きな物を食べ当日は早めにおにぎりを食べる
片淵(夢)
当日は消化を考えて早めに朝食をとります。
川瀬
食べ過ぎるとしんどいので、軽食ですます(おにぎり1個など)
片淵(璃)
バランスの良い食事を取るように心がける
自分達のレースが成功するようにやっているおまじないや願掛けなどはありますか?
また、それはどんなことですか?
古川
メンバーの女の子がみんなにミサンガを作ってくれました。とてもうれしかったです。
坂本
今年の場合はメンバー全員でミサンガをつけていました。走っているときにミサンガを見て、メンバーを思い出したりもしました。毎年恒例なのが、前日に浅草で優勝祈願ですね。あと本番直前には円陣を組んで、もう一度全員の心を一つにしました
山崎
メンバーの二人が皆にミサンガを作ってくれた。
片淵(夢)
今年は妹といっしょに、優勝を願ってメンバー全員のミサンガを作りました。
川瀬
円陣を組む・皆の願いがこもったミサンガを付ける。
片淵(璃)
今年は姉と一緒にミサンガを作りました、試合前日は浅草で優勝祈願をしています
レースを楽しむコツはありますか?
古川
メリハリをつけることだと思います。
坂本
練習のときに納得のいくまで走り込んで難しいことを考えず、自分に自信を持って堂々と走ることだと思います。精一杯走れれば楽しいものです。
山崎
自分のベストタイムを目指して走る
片淵(夢)
メンバー皆が笑顔で待ってくれていると考えると、苦しさも半減します。
川瀬
前にいる選手を片っ端から抜いていく。
片淵(璃)
すべては自分の気持ち次第、自信を持ってレースに臨むことが一番のコツ
レース中はどんなことを考えながら走っていますか?
古川
何も考えていません。
坂本
次の走者に少しでも早くタスキを渡すことを考えて走っています。そして何より和歌山の名に恥じない走りをすることを心掛けています。
山崎
良いタイムが出るように、と、早く次の人にタスキを渡す
片淵(夢)
皆と一緒に練習してきた日々を思い出しています。
川瀬
今までチーム一丸となって練習してきたこと。
片淵(璃)
今まで皆と一緒に練習してきたこと
レースが終わった後、みんなでどんなことを話しましたか?
古川
レースの事です。
坂本
今まで自分達がやってきた辛かった練習の事、楽しかった事などなどの出来事を話し合ったり、この6人で良かった・・・なども話します。
山崎
ミサンガのおかげやなあと、和歌山の皆で喜びました
片淵(夢)
「優勝できて良かった!」 と 喜びを語り合いました。
川瀬
この大会にかけてきた思いを語り合った。
片淵(璃)
今までの辛かった練習の日々や優勝できた喜びを語り合いました
駅伝で上位に常に食い込むには、非常に普段からの努力が必要だと思います。
ここだけは絶対に負けないというところはありますか?また、それはどんなことですか?
古川
自分が得意にしている短距離の片足は絶対に負けたくないです。
坂本
「勝つ」という強い気持ちです。特に今年の場合は、一人ひとりの強い気持ちが伝わってきたので、自分もさらに頑張らなければいけないという気持ちになりました。それが、良い方向に繋がったと思います。
山崎
チーム力
片淵(夢)
皆そろっての合同練習の量は、どのチームにも負けていないと思います。
川瀬
諦めない心
片淵(璃)
チームとしての練習量は絶対に負けていないと思います
他のチームにはないと思えるところはありますか?また、それはどんなことですか?
古川
チームの団結力と辛い練習をこなしてきた自信
坂本
チームとしての練習量と一体感です。メンバーみんなが危機感を持って練習に取り組んでいたので、いつも以上にチームとしての練習量が増したと思います。そして、それに伴い「一体感」も出てきたように思います。
山崎
年齢関係なくみんな仲良し
片淵(夢)
年齢に関係なく仲良し、思いやり、団結力。
川瀬
チームの仲の良さ・団結力
片淵(璃)
チームの団結力と辛い練習をこなしてきた自信
楽しいこと、つらいことはありますか?それはどんなことですか?
古川
楽しい時は、良いタイムがでた時です。つらい時は目標タイムに近づかない時です。
坂本
楽しいことは、やっぱりメンバー全員で一緒に練習できたことです。走る前や、走った後などに声をかけあうことによって、6人で駅伝に向けて練習していると実感できるからです。つらいことは、自分の目標タイムに届かなかったときです。毎日のように練習を重ねていても自分の思うように走れなかったり、思った以上にタイムが出なかったなどのときは、とてもつらいですね。
山崎
練習はつらいけど良いタイムが出た時はとてもうれしい
片淵(夢)
一人じゃない、皆と一緒に走ることは楽しいです。足を痛めて自分のタイムが伸びない時が一番悔しいです。
川瀬
練習はつらかったけど、それ以上の喜びを得た。
片淵(璃)
チーム全員が一致団結して一つの事を目指すのはとても楽しい
最後に、駅伝だけではなく、レース全般において速く、競技力の高い和歌山の選手達を目標に頑張っている、選手のみなさんに一言お願いします。
古川
一輪車を楽しもう!!
坂本
日々の小さな努力をコツコツ積み重ねて、自分の力にしていこう。必ず結果として出ます。それと、一回一回の練習を本番のつもりで(集中して)走る!本番では、自分の持っている力を精一杯出し切って堂々と走ることを心がけてほしいです。
そして何より、「一輪車は楽しい」という初心を忘れないで頑張ってください。
山崎
これからも一緒にがんばって行きましょう。
片淵(夢)
Let's enjoy Unicycle!!
川瀬
練習は嘘をつきません!!
片淵(璃)
一輪車を楽しむ → スポーツを楽しむ → 体を動かすことの爽快感を楽しむ

和歌山県支部の監督及び駅伝メンバーの選手の皆様、どうもありがとうございました。(編 和泉田 大樹)